GL07S Softbankの3G網を使用可能に

2013/07/26

GL07S

t f B! P L




25日の午前中、GL07Sにソフトウェアアップデートが降って来ました。
以前から告知されていた(※)Softbank3G網を利用できるようになるアップデートですね。
※7月25日(木)よりLTE対応スマートフォン「STREAM X(GL07S)」が SoftBank 3Gエリアでも利用可能に

 更新ファイルの容量は33.34MBと軽量なので、LTE回線経由でも5分~10分程度で終了します。


アップデート後のビルド番号は末尾がB136→B207へと更新されます。

 Softbank網を掴む際には、EMOBILEからSoftbankへのローミング接続という扱いになります。
モバイルネットワーク設定から「データローミング」のチェックボックスを入れるとSoftbank3G網に接続できるようになります。

 この状態で、EMOBILEのネットワークが圏外状態になると、しばらくしてからローミング接続にてSoftbank網へと接続されるようになります。

 Softbank網に接続中は右上のアンテナピクトに赤文字で「R」が表示されます。

 モバイルネットワーク設定から「ネットワークオペレーターの選択」より「Softbank 3G」を選択した場合、EMOBILE網ではなくSoftbank網のみを利用するようにも設定出来ます。
この場合LTE回線は利用不可能になりますが、範囲の広いSoftbank3G網を全て利用することが出来るようになります。

 Softbank網を利用中でも、ローミング接続によって速度が低下するようなことはなく、Softbank3Gとしては一般的な速度が出ます。
下り3Mbps程度なので、一般的な3G回線とほぼ変わらない速度で利用可能です。

Softbank網を利用中はMCC-MNCもSoftbankのものである440-20に変わります。

 ちなみに、GL07SのSIMカードを他機種へ差し込んだ場合も同様にSoftbank3Gが利用可能です。
こちらはLumia820へ挿入した時のものですが、MCC-MNCが440-20となり、上部のステータスバーにH+の表記と「▲(ローミング接続中)」のマークが出ています。

 携帯ネットワークの設定画面より、ネットワーク選択から「Softbank3G」を選び、最高接続速度に3Gを選択、データローミングを「する」にすることでSoftbank網への接続が可能です。
Softbank網への接続中は接続キャリア表記が「Softbank-EMOBILE」となります。

こちらはLumia820での接続ですが、同様に安定した速度が出ていることが分かります。
GL07SのSIMカードをLumia820に挿入した場合、これまでは1700MHz帯のEMOBILE3G網には接続できないため3G回線が利用できなかったのですが、今回のSoftbankとの提携によりLumia820でもEMOBILEのLTE+Softbank3Gという使い方ができるようになりました。

なお、一部の報告では900MHz帯のプラチナバンドを掴む、といった話もあったのですが、今のところ確認できていません。
上のfieldtestの画面を見れば分かるのですが、UARFCNが10812なので2100MHz帯であると分かります。
プラチナバンドを掴んでいる時は2937~3088になるそうなので・・・。
まぁ、GL07Sは900MHz帯に対応していないのでプラチナバンド関係ないのですが、他機種で利用する人には大いに関係ある話ですね。
気になる所ではあります。

このブログを検索

プロフィール

自分の写真
ネットワーク屋さんのサーバエンジニア。 ソフトウェア制作は趣味。 VTuberのおたく5年目。 インプ(GT型)乗り。 音ゲーとFPS。

Twitterでフォロー

Twitterをやっています。
フォローして頂けると喜びます。
絡むときはお気軽にどうぞ。

Amazonアフィリエイト

QooQ