Cataclysm for Nexus 5 + ElementalX 0.15

 久しぶりのブログ更新は、Nexus5のカスタムロム紹介です。
前回までの記事では、GoogleのStockROM(標準ROM)を使用していましたが、あの後カスタムROMとしてCataclysmROMを利用し始めました。

今回、Cataclysm ROMの最新版と、利用しているカーネルの最新版であるElementalX 0.15が似たタイミングで出てきたのでレビューをしたいと思います。

[KitKat 4.4.2] [HAMMERHEAD] Cataclysm for Nexus 5 [Dec 12, 2013 Release]
View Single Post: [KERNEL] [Dec 6] ElementalX 0.15

カスタムROMとカーネルのインストールは、ダウンロードしたZIPファイルをリカバリーからFlashするだけです。
ElementalXカーネルは、AROMAインストーラーが起動し、最大クロック数や、標準CPUガバナーなどをGUIで選択することが出来ます。
これらの項目は、後からTrickster MODのようなアプリで変更することも出来ますが、最大クロック数についてはここで指定した数値が、CPUの上限に設定されるので限界までオーバークロックをしたい人はここで数値を上げる必要があります。
後述することになりますが、新しいガバナーを試す場合TricksterMODは使用できないのでここで調整しましょう。

インストール後、私は以前の記事で書いたMotoXパッチとフォント変更・ブートアニメーション変更を行いました。
ブートアニメーションについては後日また記事にしようと思います。

 Cataclysm ROM固有の設定は、Android標準の設定アプリの中から入ることが出来ます。
設定項目はCyanogenModほど多くはありませんが、十分豊富な設定があります。
大きな項目として、クイックパネルの設定では、置くパネルの種類・配置のほか、スワイプ箇所によってダイレクトにクイックパネルにアクセスしたりする機能があります。

ロックスクリーンのオプションではロックスライダーのショートカット設定や、ロック画面固有の壁紙設定、カメラやウィジェットの有効化無効化などが指定できます。

「InCall Blocker」はCataclysmの機能の1つで、電話着信の拒否などを端末側で行うことが出来るようになります。
「SmartRadio」もCataclysmの機能の1つで、モバイルネットワークの省電力化として通信の制御や切り替えなどを設定できるようになっています。
私の場合はSIMカードが通話非対応のMVNO SIMなのでこの辺りは使用していません。

その他にもバッテリーアイコンやScreenrecord機能の設定などを行うことが出来ます。

 「Miscellaneous」からは、より細かい機能のオンオフを指定できます。
具体的には以下の様な項目があります。
・ADB接続時の通知アイコンを隠す
・キーボード表示時のIME通知を隠す
・ナビゲーションバーをスワイプしてもGoogleNowが起動しないようにする
・通知音と着信音を別々に設定する
・音量変更時のビープを鳴らさない
・リモート(イヤホンなど)で通話・着信時にバイブする
・強制的に3Gのみにする
・バックキー長押しでアプリを強制終了する
・タスクキー長押しで最後に使ったアプリに戻る
・音量ボタンでスリープを解除する
・音量ボタンで音楽をコントロールする
・音量ボタンでカーソル(選択肢)をコントロールする
・着信通話終了後に電話アプリに移動する
・イヤホン音量の警告を無効化する
・イヤホン音量を別に記憶する
・NFC利用時の通知音を無効化する(バイブに変更)
・ステータスバーの時計を非表示にする
・ステータスバーの時計を中央に表示する
・ホームボタン長押しでドロワーを表示(Apex、Nova、Holoランチャーのみ)
・着信してきた人をイヤホン経由で通知する
・メニューボタンを両側に表示する
・画面消灯時のCRT風アニメーションを無効化する
・USB接続/切断時に画面を点灯しない
・上下逆の回転を許可する
・電池残量低下の渓谷を表示しない
・ステータスバー(通知画面)にスリープボタンを表示する
・通知表示時にもステータスバーを表示する
・Hide notification ticker(詳細不明)
・アンテナピクトにデータ通信中の表示(▲▼)を表示
・常時メニューボタンを表示する
・全画面キーボードを使用しない
・ステータスバー上を左右にスワイプして明るさをコントロールする
・LTEのみを利用する
中でも特に便利なのが、SSでもチェックの入っている
・バックキー長押しでアプリを強制終了する
・アンテナピクトにデータ通信中の表示(▲▼)を表示
の2つです。
特に後者は、データ通信ができていないのか、遅いだけなのか分かりづらいのでとても助かります。

続いてカーネルの方の話。
ElementalXカーネルはNexus5で度々話題になっている画面の色温度問題はデフォルト状態でかなり改善しているような気がします。
気になる方は、Gamma Control App(※)などで各自で調整する必要があるかと思います。
[Free APP] Nexus 5 gamma reverse engineering App.

 ElementalXは、0.15からオリジナルガバナーの「elementalx」が登場しました。
作者の説明だとゲーム類に最適化しているため、ベンチマークのスコアは低いがゲーム類は快適に動く、という説明でした。
また、先述の通りTricksterMODなどでのカーネル調整によってCPUコアごとの調整が崩れてしまうので使わないでくれ、とのことです。

左がondemand設定でのベンチ、右がelementalx設定でのベンチになります。
確かにベンチスコアは低くなりますね。
ゲームに関してですが、NeedforSpeed:MostWantedやCytus、BattleField4のCommanderなどを使用してみましたが、どれもあまり差は感じられませんでした。
電池消費などは少し時間を置かないとわからないので言及しません。
普段使いがメインなら、ondemand設定やconservative設定のほうが良いだろうと思います。

現状では、ROMとカーネルの組み合わせとしてはこの2つが安定していて良いなと感じています。
と言っても、ROMはずっとこれを使っているので他を試していないのでなんとも言えないのですが・・・。

DesireHDの時代はCyanogenModなど試してみていましたが、Android4.1辺りからGoogleのStockROMベースのほうが完成度が高く感じるようになっているので、Cyanogenmod11にも余り魅力を感じなくなっています。
カーネル周りはfranco.Kernel辺りを試してみていましたが、結局ElementalXに戻ってきてしまいました。

とりあえず、「問題なく、確実に動作する安牌的なカスタムROMとカーネル」という意味ではこの2つを”個人的に”おすすめしておきます。

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