FFP-1200DHP(MZK-1200DHP)レビュー

 2月の頭頃に、AmazonでPLANEX製の無線LANブロードバンドルーター「MZK-1200DHP」のフラストレーション・フリー・パッケージ版である「FFP-1200DHP」がタイムセールになっているのを見つけ、価格.com掲載の最安価格よりも500円ほど安かったこともあったのでポチってみました。

MZK-1200DHPは最新のWi-Fi規格である802.11acに対応した無線LANルーターであり、2x2のMIMOによって最大866Mbpsの伝送速度を発揮できる製品です。
また、有線端子も全ポートがギガビットイーサネットに対応しており、対応機器間では1Gbpsの伝送速度で通信することが出来ます。
今後自宅にインターネット回線をきちんと整備する前段階としての意味もありましたが、NAS的な使い方を兼ねているテレビ録画機との間の伝送速度と安定性を高める目的もあったため今回この製品を購入しました。



 フラストレーション・フリー・パッケージ(FFP)の意味するところは「タダのダンボールに製品を直接詰める」という感じだったと思うのですが、この製品はなんと本来の製品パッケージを裏返した箱に直接送り状を貼り付けたものでした。
箱の蓋をあけるといきなりパッケージの拍子が逆さに出てきます。

 外箱をそのまま開いていって裏返しに組み立てると製品本来の外箱が現れます。
オークション等に転売する機会があるのであればある意味有難いのかもしれないですね。

 内容物は本体、縦置きスタンド、ACアダプター、マニュアル2枚、ドライバーCDです。

 無線LANルーターはBUFFALO製の物しか扱ったことがなかったのですが、PLANEXのものはずいぶんと丸っこいデザインでした。
インジケーターランプも縦に細長いタイプです。

背面の端子部はWAN端子が青色、LAN端子が黄色に着色されています。
BUFFALO製ルーターでは電源ボタンがなくACアダプターを抜くことで再起動を行っていましたがこの製品には電源ボタンがありました。
最上部にはWPSのボタンが備わっています。
他社の製品とは異なり、ルーターモードとブリッジモードを切り替える物理スイッチはありません。

 設定画面(初期設定では192.168.111.1)です。
「設定がかんたん」を売りにしているだけあって初期画面はシンプルイズベストです。
それぞれの項目をクリックすると、アクセスポイントのパスワードなどが表示されます。
中央の「WAN」項目はPPPoEなどの設定項目が表示されます。
私の場合、現在はアクセスポイントモードで利用しているためこの設定は表示されません。

 右上の「ステータス詳細」を押すと現在のステータスが表示されます。
無線LANの状態や暗号化方式、チャンネル番号などが表示されます。
また、ファームウェアバージョンなども表示することが出来ます。
動作が不安定になってしまった場合や、よく分からないまま設定変更してしまって正常に動作しなくなった場合、最上部の「初期化する」「再起動する」を選択するだけでリセットすることが出来ます。
かんたん設定で設定することのできない項目を変更するには「詳細設定モードへ」を選択します。

 「詳細設定モードへ」を選択すると警告画面が表示されます。
初心者がうかつに設定を弄ってしまってトラブルに巻き込まれないようにという配慮なのかもしれませんが、噂によるとコレより先で設定することの出来るWDS設定やLANのDHCP設定などに関してはPLANEXのサポートに問い合わせても一切答えてくれないという話もあります。

設定項目は左のツリーの内容が全てになります。
他社メーカーで物理スイッチが取り付けられていることが多いルーターモード・ブリッジモードの切り替えはこの画面で行います。
無線LAN設定は周波数ごとに設定を行うことが出来ます。

現状でこの製品に対しての大きな不満はありません。
自分の使い方があまりに特殊(録画機に取り付けたUSB無線LANルーターと有線LANをWindows上でブリッジしたものをMZK-1200DHPのWAN端子へと接続し、LAN端子を別PCへ接続しネット接続している状態)なので、無線LANを利用すると適切なIPアドレスが割り当てられずに接続できないトラブル等は製品のせいではないと考えていますが・・・。

敢えて言うのであれば、この製品を買うよりはMZK-1200DHP(SC)を購入したほうが機能が多い(この機種に、追加で無線LAN中継機能がついてくる)ので色々な用途で使えるということでしょうか。
自分の使用用途的にも実はSCの方を買ったほうが良かったのかもしれませんが。
有線LANで接続したPC同士の間では最大で60MB/s前後の伝送速度が出ています。

実際のファイルコピーでは読み込み30MB/s前後になってしまうことも多々ありますが、ネットワークドライブとしては十分な速度が出ていると感じています。

コメント