録画機を組み替えてみた

1年半前にMini-ITXベースで組んだ録画機(※Athlon5350搭載の小型マシンを組みました)ですが、溜まり続ける録画データと、24時間稼働のデメリット等を理由にMini-ITXではない構成に更新する必要が出ました。


3.5インチHDDは2TB×2に加え、新たに3TBが1本追加され合計3本になりました。
元々のマシンでは、Element QiというMini-ITXケースを使っていましたが3.5インチシャドウベイは1個しかなく、5インチベイに3.5インチHDD用のリムーバブルラックを設置することで3.5インチHDDを2本搭載していました。
しかし3本目のHDDを搭載するスペースが無くなってしまい、さてどうしたものかと考えていました。

一方、24時間稼働する中で、我が家はワンルームのために寝ている間もPCの音が聞こえてしまいます。
そんな中、Athlon5350のリテールクーラーの50mmファンと、リアの40mmファンはやはり煩く感じてしまうのです。

そんなこんなで、録画機を新たに組み替えることに決定しました。
基本となるスペックは同じのまま、ケースとM/B、CPUクーラーを交換することとしました。

ケースはページトップにも貼った、SilverStone製のMicro-ATXケース「SST-PS07B」を購入しました。
今回はオークションで中古品を手に入れたため、3000円弱で購入することが出来ました。
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このケースは、Micro-ATXサイズでかなりコンパクトながら、3.5インチシャドウベイ×5、5インチベイ×2を搭載でき、尚且つATXサイズの電源を使用できるというスゴいケースです。

 次にマザーボードですが、Micro-ATXサイズのAM1対応マザーは案外種類がなく、その中でも比較的機能豊富な物を選んだ結果、ASUSのAM1M-Aとなりました。
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こちらは、Amazonで約4900円で購入しました。
AM1マザーは安くていいですね。
チップセット載ってないから当然ですけども。

マザー自体はB85M-Kなどと同じ、幅の狭いタイプのMicro-ATXマザーです。
横幅はほぼMini-ITXサイズ並(175mm)なので、殆どのケースでHDDとの干渉は起きないでしょう。

AM1マザーでは仕方ないですが、VRMはフェーズ数は2系統のようです。
CPU用の12V電源は4ピンタイプです。

メモリはDDR3-1600までの対応で、シングルチャネル動作のみです。
APUとしての性能を出したいですし、せめてデュアルチャネルだと嬉しいんですけど、SoC側の制限なので仕方ありません。

拡張スロットはPCI Express 2.0x16(内部x4動作)が1本、PCI Express 2.0x1が2本備わっています。
AM1マザーとしては必要十分な数でしょうし、PCIスロットがあるよりは使い勝手が良いです。
また、外部チップのASM1042を搭載したフロントパネル用のUSB3.0ヘッダピンが備わっています。
コレの付いているMicroATXサイズのAM1マザーはAM1M-Aしかありません。

一方、SATA端子はちょっと寂しい2ポートのみです。
AM1のチップセットではそもそもSATA3×2しか対応していないので、それ以上は外部チップ頼みになるのですが、AM1M-Aでは外部チップを搭載していないので2ポートのみです。

背面スロットは案外豪華で、画面出力は3系等準備されています。

AM1H-ITXから取り外したAthlon5350と、メモリを取り付けます。

 AM1H-ITXではマザーボードに直接ACアダプターを接続していたため、電源が不要でしたが今回は必要です。
新たに買う予算はないため、以前メイン機から取り外して眠っていたKRPW-P630W/85+を使用します。
高負荷時に電源が落ちる病気を持っていますが、今回の用途では負荷が掛かっても50W程度なので問題無いでしょう。

このケースは倒立デザインなので電源は上に取り付けます。
天板に吸気穴があるのですが、ホコリを吸い込むことを考慮して吸気は内部から行うことにします。

 マザー側のSATAポートは2ポートしか無いため、3台のHDD+1台のSSDを接続するにはポート数が足りません。
そこで、今回はSATA拡張カードを購入してみました。
購入したのはアユートの「PCIX2-4PSATA3」というカードです。

内容物は本体とドライバーCDとロープロファイル用ブラケット、そして説明書です。

本体は至ってコンパクトで、小さなヒートシンクが取り付けられています。
後ろの方に見えるピンにLEDを接続することでアクセスランプを用いることも可能なようです。

SATAポートは合わせて4つ。
カード背面側に付いているため、隣接するスロットにケーブルが干渉する心配もありません。

このカードはPCI Express 2.0x2動作なため、黄色いx1端子に挿すと帯域が不足してしまいます。
そのため、黒色のx16端子に挿す必要があります。
この写真では、隣接するスロットにPX-W3PEを取り付けていますが、ヒートシンクの発熱がチューナーカードに影響をおよぼすことを危惧して1スロット分空けて取り付けています。

 CPUクーラーにはファンレスの「Alpine M1 Passive」を採用してみました。
今回はケースの容量が大きく、尚且つエアフローをしっかり確保する予定だったのでこのクーラーを選択してみました。

クーラーはアルミ製で、薄いアルミ板が15枚並んでいるだけの至ってシンプルな構造です。

背面は4箇所のネジ穴と、グリスが塗布されています。

取り付けは非常にシンプルで、付属のスプリングとネジを用いて背面からネジ止めするだけです。

シャドウベイにHDDを2台、SSDを1台設置し、もう1台は5インチベイのリムーバブルラックに設置しています。
リアファンは前所有者が取り付けていたOmega Typhoon CFZ-120Sです。
フロントファンは取り外されていたので、虎徹から取り外して余らせていた隼120PWMを取り付けてみました。
双方ともに500rpm前後でゆるゆると回しているためかなり音は静かです。

結果的に、筐体の大きさはかなり大きく(だいたい3倍位?)なりましたが、その分内部構成に余裕のできた録画機となりました。
現状で3.5インチシャドウベイが2本開いていますし、シャドウベイ上部の空きスペースを活用すればもう3台くらいは載せられそうな、非常に拡張性の高いマシンになりました。

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